はじめに|この7か月ロードマップの位置づけ
この記事は、
別記事で解説している「文系・未経験から大手に入るための全体ロードマップ」の中で、
👉 STEP2|資格を取得する(武器を作るフェーズ)
にあたる部分を、
7か月間の具体的な行動計画に落とし込んだものです。
👉 文系・未経験から大手に入るための全体ロードマップはこちら
つまりこれは、
- キャリア全体の話ではありません
- 人生論でもありません
「大手を狙える状態を作るために、7か月で何をやり切るか」だけに特化した記事です。
この記事の対象
この資格ロードマップは、次のような人を想定しています。
- 文系・未経験からインフラエンジニアを目指している
- すでに中小SES・下流工程で働いており、将来に不安がある
- 「大手に行きたいが、何を武器にすればいいか分からない」
全体ロードマップでいうと、
👉 STEP1(インフラエンジニアとして現場に立つ)を終えた、または並行中の人
が読む前提です。
この7か月をやり切った状態とは
このロードマップを完走すると、
あなたは次の立ち位置に立っています。
- 大手企業の書類選考で「評価される実績」を持っている
- 面接で「何をしてきたか」を時系列で説明できる
- 「継続して努力できる人材」として扱われる
必ず内定が出る、という話ではありません。
ただし、
👉 「大手を狙える土俵に上がれる状態になる」
ことは、はっきり断言できます。
これは、
全体ロードマップにおける「勝負できる状態を作るフェーズ」です。
最初に正直に言います
👉 このスケジュールは、かなりキツいです。
- スキマ時間だけでは回りません
- 楽に資格を取る方法を書く記事ではありません
ただし、
- 中小SES
- 下流工程
から抜け出し、
大手・上流寄りの環境へ進みたいなら、現実的に必要な努力量だと考えています。
なぜなら大手企業は、
- 客観的に分かる実績
- やり切った証拠
を非常に重視するからです。
筆者の背景(なぜ資格に振り切ったのか)
私は、
- 文系大学(偏差値45〜50程度)
- 地方
- 中小SESスタート
という、決して有利とは言えない環境からスタートしました。
そこで割り切ったのが、
資格=市場価値
現場評価ではなく、転職市場で戦う
という考え方です。
この記事は、
楽に資格を取得するテクニックを紹介するものではありません。
👉 この順番で、この量を、この到達ラインまでやる
という前提で書いています。
明日からがんばるんじゃない、
今日をがんばった者、今日をがんばり始めた者にのみ、明日が来るんだよ
補足:このロードマップの再現性について(重要)
このロードマップは、
私一人が偶然うまくいったやり方ではありません。
元々同じ会社で働いていた同僚も全く同じ進め方で
・LinuC Lv1 / Lv2 / Lv3
・CCNA
を取り切っています。
特別なバックグラウンドがあったわけではなく、
文系出身で、現場も私と同じ環境です。
やっていたことはただ一つで、
「途中でやり方を変えず、基準を下げなかった」
それだけです。
その結果、
資格をすべて取り切ったあと、
大手企業(数万人規模のSIer)への転職を実現しています。
だからこそ、
このロードマップは再現可能だと考えています。
このロードマップの使い方(重要)
このロードマップは、次のように使ってください。
1️⃣ まずこの記事で 全体像と順番 を把握する
2️⃣ 次に、自分が今いる月のスケジュール記事を読む
3️⃣ 先の月の記事は、必要になるまで読まなくてOK
各資格の詳細な進め方は、
個別のスケジュール記事にすべて切り出しています。
この記事では、
「なぜその資格を、なぜその順番で取るのか」
だけに集中してください。
まず最初に:資格取得にかかるお金の話
このロードマップを完走するために必要な金額の目安をまとめます。
結論から言うと、
👉 約15万円前後 です。
ここで言う金額は「勉強に使うお金」ではなく
「資格として外部評価されるためのコスト」です。
| 項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| LinuC受験料(5試験) | 約82,500円 | LinuC101/102/201/202/ 304(各16,500円) |
| CCNA受験料 | 約46,000〜48,000円 | 200-301試験 |
| Ping-T利用料 | 約5,000〜10,000円 | 月額制/学習期間により前後 |
| 参考書代 | 約15,000〜20,000円 | LinuC Lv1〜3+CCNA分 |
| 合計 | 約150,000円前後 |
使用する教材
Ping-T(オンライン問題集)
LinuC・CCNAともにオンライン問題集はPing-Tのみ使います。
- 月額:1,200〜1,500円程度
- 合計:5,000〜10,000円程度
公式サイト:
https://mondai.ping-t.com/g#content-large_category_4
参考書
参考書は版や時期で価格が変わりますが、
おおよそ以下の金額感です。
- LinuC Lv1:3,000円程度
- LinuC Lv2:4,000円程度
- LinuC Lv3:4,000円程度
- CCNA:5,000円程度
合計:15,000〜20,000円程度
実際に使用した参考書一覧
ここからは、私が実際に使用した参考書と価格を記載します。
※ 価格は 2026/1/31時点
LinuC Lv1
| Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集 Version10.0対応 (EXAMPRESS) [ 山本 道子 ] 価格:2,750円(税込、送料無料) (2026/1/31時点) 楽天で購入 |
LinuC Lv2
| Linux教科書 LinuCレベル2 スピードマスター問題集 Version 10.0対応 (EXAMPRESS) [ 有限会社ナレッジデザイン 大竹 龍史 ] 価格:4,180円(税込、送料無料) (2026/1/31時点) 楽天で購入 |
LinuC Lv3 304
| 徹底攻略LPIC Level3 304教科書+問題集[Version 2.0]対応【電子書籍】[ 米山 学 ] 価格:3,520円 (2026/1/31時点) 楽天で購入 |
CCNA
| シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301 第2版 (EXAMPRESS) [ SAK University 東京イノベーションキャンパス 林口 裕志 ] 価格:4,620円(税込、送料無料) (2026/1/31時点) 楽天で購入 |
全体の費用感まとめ
総額15万程度かかるため、正直、安い金額ではありません。
特に学生・若手の方が
全額自己負担するのはきついと思います。
可能であれば、
👉 企業に所属した状態で、資格費用を負担してもらう
ことを強くおすすめします。
インフラ系資格は業務と直結しやすく、
- 人材育成
- 技術力の底上げ
という理由で、
受験料・教材費を会社負担にしてくれる企業も多いです。
実際、私も資格費用は会社に負担してもらっていました。
このロードマップで実際に取った点数について
ここまで読んで、
「本当にこのやり方で合格できるのか?」
「かなり厳しそうだけど、ギリギリではないのか?」
と感じた方もいると思います。
参考までに、
私がこのロードマップ通りに進めて実際に取得した点数と、
各試験の最低合格点をまとめておきます。
| 試験 | 私の得点 | 最低合格点 | 受験日 |
|---|---|---|---|
| LinuC 101 | 653 | 480※ | 2020/4/30 |
| LinuC 102 | 640 | 480※ | 2020/5/12 |
| LinuC 201 | 680 | 480※ | 2020/5/27 |
| LinuC 202 | 573 | 480※ | 2020/6/26 |
| CCNA | 877 | 825※ | 2020/9/19 |
| LinuC 304 | 613 | 480※ | 2020/11/19 |
※LinuC・CCNAともに合格点は公式非公開ですが、
一般的な合格目安として上記スコアが知られています。
以下は、実際の受験結果画面です。
◾️LinuC系

◾️CCNA ※Webで点数が見れないため、紙のスコアレポートとなります


いずれも、
最低合格点を大きく上回った状態で一発合格しています。
点数が突出して高いわけではありませんが、
- 暗記量を積み上げ
- 本番で「迷わない状態」を作る
という設計が機能した結果だと考えています。
以降で紹介するロードマップは、
この水準を再現することを前提にしています。
取得する資格と順番
このロードマップでは、
以下の順番で資格を取得します。
1️⃣ LinuC 101
2️⃣ LinuC 102
3️⃣ LinuC 201
4️⃣ LinuC 202
5️⃣ CCNA
6️⃣ LinuC 304
※LinuC202の後ろにCCNAを置いている理由は、ネットワーク分野で一部重複する内容があり、202の後に受けたほうが効率が良いからです。
7か月間の全体像(ロードマップ)
全体スケジュールはこちらの通りです。

・1〜2か月目:LinuC Lv1(101 / 102)
→ 暗記耐性と学習ルーティンを作るフェーズ
・3〜4か月目:LinuC Lv2(201 / 202)
→ 精度を限界まで引き上げるフェーズ
→ 特に202が正念場
・5〜6か月目:CCNA
→ 暗記だけでは通用しない、最難関フェーズ
→ 知識が「点」から「線」につながる
・7か月目:LinuC 304
→ これまでの積み上げを形にする回収フェーズ
このロードマップで大切にしている考え方
このロードマップでは、一貫して次を重視しています。
- 何周したかは問わない
- 精度が基準を超えているかだけを見る
遅れることは失敗ではありません。
精度を無視して次に進むことが失敗です。
次に読むべき記事
ここから先は、
各月ごとの具体的なスケジュール記事に進んでください。
- 【1〜2か月目】👉 LinuC 101 / 102 取得スケジュールはこちら
- 【3〜4か月目】👉 LinuC 201 / 202 取得スケジュールはこちら
- 【5〜6か月目】👉 CCNA 取得スケジュールはこちら
- 【7か月目】👉 LinuC 304 取得スケジュールはこちら
このロードマップを完走した時点で、次の状態になっています。
- 書類選考の通過率が上がる
- 面接で「何をやってきたか」を時系列で説明できる
- 継続して勉強できる人材として評価される
その景色に立つための7か月です。
楽ではありませんが、意味はあります。
次は、資格をどう転職市場で使うかです。


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